コアレックス道栄株式会社

地産地消の仕組みを導入するなど、
環境負荷を抑えた活動にも力を入れている。
北海道で40%の市場シェアを持ち、
常に先進的な技術を追求している。

コアレックス道栄株式会社は、1978年北海道の誘致要請を受けて設立。当時、道内産のトイレットペーパーはそのほとんどがパルプ物(一部古紙混入品)であったため、再生紙トイレットペーパーの使用率は、全国平均と比べて極めて低い状態にありました。そんな中、最新鋭の再生技術を駆使して資源の有効活用、紙ゴミの軽量化に貢献。現在では道内4割のシェアを持つに至りました。トイレットペーパーおよびティシューペーパーの製造では、日本でも最大クラスの大型抄紙機を導入。さらに、かつては忌避品として回収されていなかった「紙パック」の再生をいち早く推進し、市民や資源回収業者との連携により北海道全域の回収ルートを確立するなど、常に先進的な技術の追求をしてきました。また、古紙再生時に発生する副産物にも目を向け、環境資材「ブラックライト®」の生産を開始。優れた土壌改良効果や融雪効果によって、北海道の社会や産業に貢献しています。1999年5月にはISO14001の認証を取得。回収から製造、副産物の活用まで地域で一貫して行うことで環境への負荷を抑える“地産地消”の仕組みをつくりあげました。

最新鋭の古紙再生技術を
駆使して、
地域に根ざした
資源リサイクルを推進。

紙パック再生をいち早く推進

回収ステーションの設置や直接引取など、地域の人が利用しやすい回収網を整備。また紙パック回収指定業者による団体を設立し、リサイクルの啓蒙に取り組んでいます。

捨てずに、活かす。副産物の有効活用

本来は廃棄される副産物から、北海道という土地のニーズに合わせた商品を製造、販売。地域の古紙を最後までその地域のために役立てています。

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コアレックス道栄株式会社は、1978年北海道の誘致要請を受け設立しました。当時、北海道のトイレットペーパー市場は、道内産のほとんどがパルプ物(一部古紙混入品)であったため、再生紙トイレットペーパーの使用率は極めて低く、全国値と比べ逆の現象がおきていて、民生上の問題をかかえていました。
また、道内で発生する色上古紙などは使用する工場が無く、本州に送り再生して北海道に戻すという無駄もありました。
しかし、現在では、コアレックス道栄株式会社が道内4割のシェアを持つことから、再生紙トイレットペーパーの使用率も大きく上昇しています。蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の麓に位置するコアレックス道栄株式会社は、豊かな自然環境のなか環境にやさしい「紙」づくりに取り組んでいます。年間1万8千トン生産されるトイレットペーパーとティシュペーパーは、古紙抄造において日本唯一の紙幅4mの抄紙機から作り出され最新鋭の再生技術を駆使し、資源の有効利用、紙ゴミの減量化に貢献しています。
また、平成11年5月にはISO14001の認証を取得、製造から廃棄まで一貫した環境管理システムを構築、環境影響を限りなく少なくする企業を目指しています。

商号 コアレックス道栄株式会社
所在地 [本社・本社工場]
〒044-0077 北海道虻田郡倶知安町字比羅夫283 TEL:0136-23-2323 FAX:0136-23-2545

[富士工場]
〒417-0847 静岡県富士市比奈1280 TEL:0545-34-1096 FAX:0545-34-2016

[札幌営業所]
〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西15丁目1-14 コアレックスビル4階 TEL:011-633-2323 FAX:011-633-4555

[東京営業所]
〒104-0054 東京都中央区勝どき3-12-1 フォアフロントタワー12階 TEL:03-6204-9560 FAX:03-6204-9569
代表者 代表取締役社長 小林 昌志
設 立 1978年9月30日
資本金 9,000万円
業 種 衛生用紙製造
工場敷地面積 〈本社工場〉約78,500㎡・〈富士工場〉約3,000㎡
主要設備 〈本社工場〉円網抄紙機・〈富士工場〉円網抄紙機
付帯設備 トイレットペーパー加工設備・特許芯なしワインダ―
ティシューペーパー加工設備
生産能力 〈本社工場〉トイレットペーパー約1,300t/月・ティシューペーパー約 300t/月
〈富士工場〉トイレットペーパー約1,200t/月
主要取引銀行 北海道銀行・みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・北海信用金庫・北洋銀行・商工組合中央金庫
1978年9月 北海道札幌市に本社を置き、2,000万円で設立
1979年9月 資本金を倍額し、本社を現在地に移転
1981年2月 資本金を8,500万円増資し1億2,500万円とし同時に加工機も増設
1983年9月 ティシューペーパーの抄造を開始
1984年3月 600坪の倉庫を新設
1987年7月 倉庫500坪を増設
1991年 事務所および加工場450坪を新築
1995年4月 「難再生古紙に関するリサイクル技術開発」科学技術庁長官賞
「難再生古紙に関するリサイクル技術開発」科学技術庁長官賞 受賞の様子 科学技術庁長官賞 表彰状
1997年4月 林製紙との間で比奈工場の賃貸契約を結び富士工場として操業開始
1999年5月 「ISO14001」取得
2006年3月 「ISO9001」表示許可工場の認証を受ける
2011年 当社グループ会社3社と連携して持株会社「JPコアレックスホールディングス㈱」を設立
2011年4月 製造販売事業の強化を目的として日本紙パルプ商事㈱と資本および業務提携を実現
2015年10月 社名をコアレックス道栄株式会社(旧道栄紙業㈱)に改名

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再生不可能な小さな紙繊維や無機物を炭化し、機能性素材として販売。本来は廃棄される副産物から新たな製品を生み出し、地域に流通させることで、より広い範囲での資源循環に取り組んでいます。